上肢の痺れ(握力の低下)
2016.12
福岡市博多区 48歳 男性 会社員
【症状】
1.左手を握るとき力が入らない
2.肩甲骨付近にコリを感じ違和感がある
3.股関節の異常(左大腿骨の大転子が出ている)
【当院を選んだ理由】
以前から整形外科と整骨院に通院していたが効果が思わしくなく通院をやめていた。
院長と昔からの知り合いで声がかかり、施術を受けてみることにした。
【施術概要】
1.全身を緩める(自然正体法の基幹の型)
股関節と骨盤の改善
2.全身をゆらし体幹の緊張をとる
3.骨盤の関節(仙腸関節)の可動を作る
4.股関節を動作させ筋肉を緩める
5.骨盤調整
左手と肩甲骨の改善
6.肩から肩甲骨、首にかけて筋肉を緩める
7.肩甲骨の可動を増やす
8.頚椎の神経のつまりを解消させる
9.前腕の筋肉を緩める
10.指の動作を作り反復する
1.今まで整形外科と整骨院に通ったことがあったがほとんど効果を感じなかった。ここで施術を受けた結果、身体が軽くなり肩甲骨の違和感がなくなってきている。
2.初回の施術では直後より2~3日たった後の方が効果を感じたのでびっくりした。
3.握力の低下はもう治らないとあきらめていたが、手を握った感覚が戻り喜んでいる。
4.教えてもらった指の体操(自己療法)を毎日することで、回復が維持できるので助かっている。 |
【股関節と骨盤について】
患者様の姿を見て右大腿骨の大転子が横に突き出していたのが目に留まりました。 検査すると骨盤が上下、前後にずれていました。 当院の施術は揺らしたり動かしたりする手技を行いますが、全身の動きが硬く遊びがない状態でした。 本人は股関節と骨盤の異常による不自由は感じてないようでしたが、相当疲れやすい身体であると推測しました。
身体をゆらして体幹の緊張をとることから始めました。 骨盤まわりが気になったので骨盤の関節(仙腸関節)の可動を作りました。 股関節を動かしながら股関節にかかる筋肉を緩めていきました。 骨盤のズレを解消するため骨盤調整を行いました。 大転子の突き出しも収まり、施術の回を重ねるごとに身体が自然な柔らかさに戻っていくのを感じました。
【握力と肩甲骨の違和感について】 患者様は、以前仕事でパソコンの入力作業を毎日行っていたそうです。キーボードの右側のテンキーを特に多く使うため、左手を右側に持ってくる姿勢が続き、左の肩甲骨に違和感をもつようになりました。 その後、左手に不自由を覚え、握った時の感覚が弱くなっていったそうです。 患者様は肩甲骨の違和感と握力が弱くなっている事は関係があると自覚していました。 左手を握るとパキパキと指の関節音が鳴ります。その時、握っている感覚があまりないということでした。
上肢の痺れは頚椎にかかる神経が圧迫されて起こることが多いです。 患者様には、頚椎の圧迫をとり、指先の正しい動作を反復させる施術を行いました。
肩から肩甲骨、首にかけての筋肉の緊張をとりました。 2回目以降の施術で頚椎のつまりを開く施術を行いました。 その時、指先までビリビリと神経が通っている感覚を感じたそうです。
前腕の緊張をとり、指の関節の正しい動作を作り反復しました。 その結果、手を握ったときにパキパキなっていた音が無くなり感覚が戻っていきました。
患者様には指先の正しい動作を作る自己療法を伝え毎日実践してもらっています。 |
【ご注意】
掲載されている内容は、施術後の結果を保証するものではありません。
整体による症状の回復には、個人差があります。